
シネマな花が咲く。
古き良き家屋、昔ながらの店舗、
歴史を紡ぐ商店街。
それは町をつくってきた証であり、
かけがえのない財産だ。
青森の魅力は、山や森、海だけではない。
人の営みをつくり出した町も青森だ。
そんな青森の財産ともいうべき風景が今、失われつつある。
このままでいいはずがない。
立ち上がったのは、小倉内装。
わたしたちは昭和8年に青森で創業し、
地域に支えられ地道に成長を続けてきた。
青森のために、動き出す時が来た。
内装の力でできることはきっとあるはず。
その想いから“シネマな部屋” という
アイデアが生まれた。
映画やドラマの内装、世界観を
現実にするという発想。
きっかけは、ただ映画が好き
という想いからだった。
あの日観た映画の世界観が実現できたら、どんなに素敵だろう。
やるならば、とことん本格的に。
実際の映画やドラマの
インテリアデザインを手がける
プロのデザイナーがパートナー。
「BROOME(ブルーミー)」。
Bloom(咲く)・Room(部屋)・Me(私)から生まれた造語。
一人ひとりの想いに応え、
花開かせるプロジェクト。
青森全域に、シネマな部屋という「BROOME」を点在させ、
少しずつ共感の輪を広げていく。
そして青森で生きる人々と手をとりあって
空き家を部屋へ、部屋から宿へと、
大きなうねりに変えていく。
小さな想いを一つひとつ咲かせ、
いつの日か青森に元気が咲き誇る日まで。
